心と思考の「うつわ」について
昨年の夏から月に一、二度のペースで、静岡県浜松市でのとあるプロジェクトに関わっています。「多文化共生」をテーマに、ダブルルーツの子どもたちとのコミュニティ創生にあたるこのプロジェクト。→webサイトはこちら。 音楽畑の人間からすると、浜松市というのは「YAMAHAやKAWAIという二大ピアノメーカーのお膝元...
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昨年の夏から月に一、二度のペースで、静岡県浜松市でのとあるプロジェクトに関わっています。「多文化共生」をテーマに、ダブルルーツの子どもたちとのコミュニティ創生にあたるこのプロジェクト。→webサイトはこちら。 音楽畑の人間からすると、浜松市というのは「YAMAHAやKAWAIという二大ピアノメーカーのお膝元...
2019年、私が音楽ワークショップの自主企画を実施したときにお世話になったアートスペース萌芽。音楽的なコミュニティを作り出すこと、多層的で多様な人間が集まりうる即興創作の現場を生み出すことを目的に始まったこのワークショップはその後、実施と動員が噛み合わずやむなく断念・中止しました。※実施当時の記事はこちら...
自分とは畑違いのコミュニティに少しでも身を置いてみると、自分にいかにこれまで、相手側の自分への共感を当たり前に求め、それに頼ってコミュニケーションを続けていたかに気づく。 「これってあれですよね?」「それそれ、それですわ」 「あれがあれしてそうなったんですね?」「それそれ、それですわ」 「あれ」って何よ、「...
ここ3年間、ボイストレーニングを続けています。 3年の内に、声を出す・歌う・語る、そんなことが少しずつ自分にとって「心地よい」→「楽しい」という快感に結びつき始めました。 「声を出す」ということに長い時間感じていた羞恥が取り払われ、広い空間に声を「ぶっ放す」心地よさと、「伝える」ためのツールとしての声が持つ...
私の所属する「アンサンブル・おっとっと」は、「リトミック」「演奏」「音楽ワークショップ」の三本の柱を軸に活動しています。アンサンブル結成は2012年、今年で10周年の節目を迎えますが、今日は結成当初から継続しているオリジナルのリトミックプログラム「トーンdeすくすく」のご紹介とご案内です。 そもそも「リト...
先日、兵庫県西宮市の観光協会刊行のオフィシャル・ガイドブック「まちたびにしのみや 2019」に、音楽ワークショップのイベント予定が掲載されました。 表紙はこちら。 この冊子は、兵庫県の西宮市内にある自然施設、公共施設、商店などで幅広ジャンルで取り組まれているイベントを紹介しているもので、毎年この時期に市内各...
今年度前期、最後のワークショップとなった昨日の音楽プログラム「うたんぼ」。 9月28日、「28=にわ」からの「秋のにわ」をモチーフに、音楽プログラムを展開していきました。 「庭」と言うと花々や緑の溢れる生命力の強さ、土のにおい、そして「箱庭」と言う言葉にも見られるような何か秘密めいた喜びや不思議が隠されてい...
2019年度前期のワークショップ・シリーズの日程が全て終わりました。 2019年度が明けてから月2回のスタンスで続けてきた今回のワークショップ・シリーズ。 小さな規模ながら、各日程ごとに定まったテーマを用いてプログラムを展開してきました。 コンスタントなワークショップの開催を通して探り続けたのはこの2つ。 ...
「“アウトオブ眼中”という言葉が流行したのは1980年代」という情報を得て、そういえば最近この言葉は聞かなくなったと妙に納得しているのですが、今日は「アウトオブコントロール」について。 ワークショップを進めていると、私自身が全く予想しなかったポイントで子どもや大人の参加者の口から「楽しい」という言葉が漏れ出...
音楽ワークショップの過程では、種々様々なゲームやスキルアップのためのワークが使われます。ワークがもたらす効果は実践される場によって違いますが、その多くはグループのメンバー同士の関係を強め、チームとしての成熟を促すことが主な目的。そうしたワークにはワークショップ分野の中では頻繁に行きあうことが多いのですが、そ...