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「習慣は第二の性格」とはどこかで聞いた言葉ですが、日常の中に組み込まれた習慣は、それがどんなに小さなものであったとしても、自分自身を確かに支配している、と最近感じます。

クセや習慣と言うものは思いのほか自分自身の内側に根付いていて、それらを深掘りしてみれば自分の過去や現在のあれこれは、「とどのつまりは必定だったじゃないか」と良くも悪くも腑に落ちてしまう。

考えの方向性や嗜好、惹かれるもの、嫌うもの、口グセ。
木の木目がその木の断面に現れるのと同じように、自分自身の断面図、「パターン」がそこに広がっている。


このパターンだって、1日に何度繰り返すでしょう。

世の中を見渡してふと「素敵だ」と感じられる人やモノに出会った時、彼らやそれらを魅力的にしている「秘密」を探りだすことは本当に難しい。
けれども、それぞれが内包している「パターン」を見つけ、それを見つめることは、本当に飽きず楽しいことだし、その行為自体がその魅力的な存在へ肉薄していくように思えてスリリングです。

そしてその「パターン」を、鏡の前であれこれ衣装を試すかのように自分の身につけてみるところまでが一セット。
あんなパターンこんなパターン、似合う似合わない、身につく身につかないはまず置いて、とりあえず自分の身にまとってみた先に、わずかでも自分を魅力的に作り変えていける「習慣」の芽を探しています。



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