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「水のたび」をテーマに据えるということで、水のリサーチを進めています。
今回、インスパイアされている絵本のうちの一冊はこちら。


M.テルリコフスカ作 B. ブテンコ絵 1969年初版

「水のたび」というテーマを設定してから、変幻自在に形を変える「みず」の姿に注目し続けているのですが、そうしたアンテナにからりと引っかかってきたものです。
タイトルはずばり、「しずくのぼうけん」。


雨に、雲に、霧に。
風まかせ波まかせ、地球上を最も自由に旅し続けているのが「水」ではないかとふと思うのですが、そうした「水のたび」を、親しみやすく描いています。

私のワークショップでは、各回のテーマ、タイトルを決めた時点で、ある種の物語がぼんやりと頭の中に生まれ、それをもとにして寄り添う形で音色や歌、楽器を用いた構成が組み立てていきます。
そうした構成のもと、ワークショップのプロセスを牽引するのは「物語」だと私は考えています。


「物語」はイメージの玄関口であり、同時にワークショップの筋立てに大きく作用します。
出発点であり、内容であり、終着点でもある。

そしてどんな物語でも必要になるのは、その世界を生きる冒険者、旅人です。
(ヒーローであれヒロインであれ脇役であれ、どんな役回りであるにせよ、その世界に私たちの目を引きつける存在として)

「みず」は旅をする。
何者でもない「みず」に旅人の姿を仮託することは、この絵本や私の頭の中に限らず、とても自然なことに思えます。

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