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次回、8月8日の音楽ワークショップを前に、再び図書館通いを進めています。
今回のワークショップのテーマになるのは「葉っぱ」

葉っぱと言えば「万葉集」に「葉書」など、ついつい私の大好物である「言葉」にまつわる意味合いで捉えてしまいそうになるのですが、ふと手に取った本を開いてみて、1枚の葉っぱの中に終わりのない宇宙を見ていた頃の感覚をふと思い出しました。

葉っぱあれこれ。

葉っぱの緑色、黄色、茶色、赤色、そのあわい。
柔らかな葉肉、思いのほか強情な筋。
細かく隙間なく、張り巡らされた葉脈。

たった1枚の葉っぱが主張する、色や形、感触、におい。

初夏、緑の一葉一葉にむせ返りそうなエネルギーを感じた事。
秋、地面に降りた銀杏の葉が陽の光を受けて、目に刺さるほどに金色に光って見えた事。
落ち葉を踏みしめた時に立ち上った、土と葉っぱのまじったにおい。

「葉っぱ」の感触は、記憶のあちこちに残っている。

いろいろ「葉っぱ」。
一葉ながら、その奥行きは無限です。


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