夏の扉の鍵@音と記憶
この夏、初めての蝉の声を聞いた。 じりじりと頑強なネジを巻くような、はりつめるような声を耳にする度、「あ、今年もやっぱり夏が来たなぁ」と気がついて、はっとするのです。 音の中には、温度・湿度といった体感や、それらが連れてくる記憶がぎゅうぎゅうに詰まっています。 あの夏この夏、蝉の声が開けはなつ記憶の扉が、音...
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この夏、初めての蝉の声を聞いた。 じりじりと頑強なネジを巻くような、はりつめるような声を耳にする度、「あ、今年もやっぱり夏が来たなぁ」と気がついて、はっとするのです。 音の中には、温度・湿度といった体感や、それらが連れてくる記憶がぎゅうぎゅうに詰まっています。 あの夏この夏、蝉の声が開けはなつ記憶の扉が、音...
「寝ても覚めても」と言う言葉がありますが、絶えず自分の中で脈打ち続けている思考や感情というものがあります。 寝ても覚めても。 時にうなされるくらい、 長く自分をとらえているもの。 唐突に個人的な話ですが、私は眠りがかなり深い方で、あまり夢を見ません。それでもあるタイミングで、ひょんな具合に夢の世界へ滑り込む...
「感覚」と「感性」について。 講義中に、この2つの言葉がどんな文脈で語られたのかを細かく細かく思い出すことができないのですが(脳内レコーダーがあれば良いのに)、私のアンテナを大きく震わせたのが「感性」の持つ意味合いの変化。 「感覚」は、一人ひとりの心とからだが受け止める信号。感覚と言うものは曲者で、その人の...
月に1度のリトミック研修会に行ってきました。 私がいま勉強しているのはリトミック資格の中級、2歳児対象プログラムのための理論と実践です。会場は兵庫県姫路市のハーベスト医療福祉専門学校。(そういえば姫路城を拝むのを忘れてた!) 今日はリトミックの研修会のみならず、英検の試験会場も兼ねていたようで、たくさんの中...
ブログという形でアウトプットの機会を自分に与え続けてみると、言い方はいびつですが「“アホほど”努力している人」というのは世の中にたくさんいる、ということに気がつきます。世の中に発信されている情報をいくつもたどってみると、1日も怠ることなく、結構なエネルギーとメッセージ力でもって発信を続ける人をあまた見つけて...
7月11日(木)の音楽ワークショップ・プログラムが近づいてきました。 第一部・親子向けワークショップ「うたんぼ」、第二部・音楽づくりプログラム「うたばたけサロン」ともに、現在も参加者を募集中です。 現行のチラシ(ご参考に)では、それぞれのプログラム、特に第2部の音楽づくりのワークショップが具体的にどのような...
三日坊主の私でも、何かを三日続けていると、新しいモードが自分の内側に育つような感覚を覚えます。 自分の身体の中に、それまでにない神経が通い、新しいエンジンを得てそれが駆動し始めるような感覚。 例えば「ブログを書く」という行為を繰り返した時、私の場合は「自分を知らない誰か、自分の知らないだれかに向けて語りかけ...
私には欲しい力があります。今のところ5種類。 ・語学力(英語と中国語)・要約力(ざっくりとものをいい抜く力、コピーライティングもこの中に含まれるでしょうか)・声の力(弱い弱い)・即興力@ピアノ(必要にせまられて)・即レス力(瞬時に打ち返す力) いずれの力も、今の自分にできることを広げていこうとしたとき、そ...
音楽ワークショップのために、様々な種類の楽器を集め回るというのが、ここ数年来の私の趣味(!)もとい、ミッションです。 有史以来、どれほどの数の楽器が発明され、淘汰されてきたのでしょうか。大きなものも小さなものも、メジャーなものも、一見楽器にさえ見えないものも、それぞれに出会って触れてみることでつくづく思うの...
梅雨が来たのか台風が来たのか、なんとも気まぐれな気候ですが、 雨がちの天気が増え、水の滴る緑が美しい時期です。緑がその色を深くするこの時期、みずみずしい葉っぱが雨粒をかぶった日の朝には、ふいと散歩に出たくなります。 ワークショップの種になるような絵本やテーマ、ことば、その他もろもろを無意識に探し回るアンテナ...