あっちは見るな@「考える」「感じる」平均台①
ブルース・リーが「燃えよドラゴン」で放った「考えるな、感じろ Don’t think, feel.」という名セリフ。 「考える」と「感じる」は、ときに対立しあうものとして捉えられることが多いと思います。 私も即興にであった当初、頭の中から「考える」ことを追い払って「感じる」ことに必死になっていました。 「考...
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ブルース・リーが「燃えよドラゴン」で放った「考えるな、感じろ Don’t think, feel.」という名セリフ。 「考える」と「感じる」は、ときに対立しあうものとして捉えられることが多いと思います。 私も即興にであった当初、頭の中から「考える」ことを追い払って「感じる」ことに必死になっていました。 「考...
先日、リトミック初級 認定試験(※NPO法人リトミック研究センター主催の認定システムのもと、初級、中級、上級、特級に分かれ、そこからさらにディプロマB,Aと続く)に合格しました。 私は2012年の大学院修了後から音楽ワークショップ・アーティストとしてのキャリアを細々と続けてきましたが、同年に結成された「アン...
「うっかり」が生み出すナンセンスは、偶発的にあらわれる。 そもそも計算が先に立っている場所に、「うっかり」は生まれようがありません。 計算や予測、コントロールが及ばないところで、ふと頭をもたげる「うっかり」は、とても音楽的で即興的だと私は考えています。 初めて即興に挑戦した時、自分に許された自由の大きさへの...
3回にわたってお届けしている「Discovery for 2020」シリーズの記事、その④です。 これまでの記事はこちら↓。 プロジェクト期間中、音楽ワークショップ・リーダーのレイチェルの様子を注意深く見ていると、彼女の口から何度も何度も飛び出した言葉がありました。 “What’s next? 次はなに?”...
その昔、ニコニコ動画サイトで、「空耳アワー」というタグがついていた動画にどっぷりはまり込んだ時期がありました。 「空耳アワー」、ご存知ですか? もともとは、1990年代からバラエティー番組「タモリ倶楽部」の中で登場するミニコーナーと言う事ですが、2000年代に入って登場した動画サイト「ニコニコ動画」の中では...
「Discovery for 2020」一連の音楽ワークショップ・プログラムの中で、とても印象的なシーンがありました。 都内の障害者施設で、ロンドン交響楽団の音楽家と日本の音楽家の総勢6名で音楽ワークショップを担当した時。 そこに通う10代前後の利用者さんと、ケアに当たっている先生方、職員の皆さんと一緒に音...
3月6日の記事で触れたロンドン交響楽団による音楽ワークショップ・プロジェクトについての続けての記事です。 今後もランダムな投稿になりますが、記事をいくつかに分けてお送りしていきます。 前回の記事はこちら→ベールの向こう側@Discovery for 2020 ① まずはこのプロジェクト全体の概要と日程の組み...
昨秋から続いた音楽ワークショップ「PLAY!!」トライアルシリーズが終わりました。 このトライアルは、頭の中で繰り返し描いては消し、思いついては煮詰め…を長らく続けてきたアイデアが、ふとした幸運と機会、場に恵まれて、ようやく具現化した期間でした。 一連のトライアルを終えた今、私はこの試みが一つ違う段階に入っ...
4月からの音楽ワークショップシリーズ「PLAY!!」の本格スタートを前に、今、数回のトライアルを受けて、プログラム体系・運営体制を整えつつあります。 小さなアイデアを「アートスペース萌芽」に持ち込んだことで実現したこのトライアル。 このワークショップ・プログラムが連続したプロジェクトとして確かな足取りを固め...
ある日、ひとつのアイデアを思いついた。 それを実行するために、まず何が必要で、どんな味方がほしくなるのでしょう。 学生の身分を終えてから6年間フリーランスとしての活動を続け、自分の働き方や仕事の作り方を模索し続けた中で、さまざまな「やってみたい」「叶えてみたい」アイデアが頭に浮かんでは、その多くを見送って行...