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今回の記事は、兵庫県西宮市の神戸女学院大学音楽学部で今秋開かれる予定の、音楽ワークショップ・プログラムのご案内です。

 今年9月17日(火)から21日(土)まで、神戸女学院大学音楽学部内にて、音楽づくりワークショップ特別研修が開催されます。
※外部から一般の方も参加可能です。

このワークショップ・プログラムは、神戸女学院大学音楽学部が東京音楽大学との連携プログラム「ミュージック・コミニケーション講座」の一環として、毎年秋に英国から音楽家を招いて開いているものです。

「ミュージック・コミュニケーション講座」は2009年、神戸女学院大学・東京音楽大学、昭和音楽大学の三大学が連携し、

社会の中の様々な現場で「音楽コミュニケーション・リーダー」を育成する

ことを目的に始まったもので、2019年現在に至るまで、数多くの国内外の音楽家、アーティスト、教育者の講義や実践が繰り返されています。
そして、今秋の音楽ワークショップも、講座開設から数えて早くも今回が10回目の実施となります。
講師は、現在ロンドンで活躍中の音楽ワークショップ・アーティスト2名とそれぞれのパートナー。
(私のロンドン留学時代の先輩にあたります。)
まず4日間のワークショップ研修を経た後、最終日には地元の子どもたちとの協働音楽制作を行います。

私もこれまで卒業生として、あるいはアーティスト側の1人として、このワークショップ・プログラムに関わる機会を得てきました。
その中で最も鮮明に自分の中で思い起こされるのは、やはり初めての音楽ワークショップ。
まだ学生だった頃に、初めて彼らのリーディングのもとで音楽づくりの瞬間に立ち会い、ワークショップに開眼したのでした。
その時の様子はこちらの記事でいくつか触れています。

魔法にかけられて@音楽ワークショップってなんなのさ(2019年2月3日の記事)
静かなエウレカ@即興と浮力(2019年3月8日の記事)

そうした意味で、私にとっては毎年特別な意味を持った催しです。

関西での、特に大学教育機関を巻き込んだ音楽ワークショップはまだまだ数が少なく(私の把握している限りで、なので見落としているかもですが…)、ワークショップの学びや実践を深めるためにも、とても貴重な機会になりそうです。

ワクワク。

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