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5月19日の記事でふれた、初めてのナレーションでのお仕事のリハーサルがあり、久しぶりに兵庫県伊丹市に出かけて行きました。
伊丹市にはいたみホールやアイフォニックホールなど公共ホールが多く、学生時代よく行き来していました。

が、こんなカリヨンがあるとは知らなかったぞ…。

「フランドルの鐘」というそうです。

ともあれ。

今回、私が出演するプログラムは、グリーグ作曲の「ペール・ギュント」。
ノルウェーの劇作家イプセン(1828-1906)による戯曲をもとにした劇音楽であるこの作品は、もとはオーケストラのために書かれたもの。

今回は、「題名のない音楽会」などの数々のコンサートの台本を手がけた新井鷗子氏による作劇をもとに、サクソフォンとピアノの演奏を主軸にした展開で進めていきます。

実際にリハーサルの中で音楽と言葉の間をはかりあい、かけ合い、演じてみると、1人で自分の声に向き合う時とは打って変わって、途端に言葉が大きく広がるのを感じました。
音楽と言葉の相乗効果でしょうか、音の組み合わせ、流れ、エネルギーがイマジネーションをかき立て、自分の声を強めてくれるような感覚を持ちました。

どのような作品に仕上がるのか、新鮮な緊張と興味が尽きません。

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