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最近、リトミックの実践の中で自分自身がピアノを弾いたり歌を歌ったりするといった、これまでの自分の専門外で現場に立つ機会が一気に増えました。

山積みの課題にアップアップしながらも、その課題のどれにも共通して言える事は、どの楽器を扱うにしても、自分の身体が繰り出す音の語彙を、できるだけたくさん学びとっていかなければいけないということ。

そしてそれを体得し、やわらかく自由に使いこなせるように回数をこなさなければいけないと言うことです。

ここ最近、「声」に関する考察を続けていますが、ピアノに関して改めて考えてみると、この楽器がもつ響きの奥行き、音色の多彩さ、生み出すニュアンス、それら全てがまるでキリのない深みと底知れなさを持っていると言うことに気づかされます。

音の組み合わせ、響きの残りかた、タッチのニュアンス。

たくさんピアニストの指先から、無限のイマジネーションが生まれてくるのを羨望のまなざしで眺めながら、ポツポツと音を鳴らしています。

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