「エエ声」が、欲しいのだ!@声を演じる①
「声」を意識的に扱うようになって初めてわかったことですが、日常の無数の会話の中で、これまで自分がどれほど不明瞭に話していたのかを痛感しています。
ある時ふと思いたって、日常の会話の中で自分の言葉を聞き返される回数を数えてみたら、なんと1日10回を超えました。(がーん)(嬉しくない)
声に対する自分の軸足が弱ければ弱いほど、その貧弱さを隠そうとしてさらに声が引っ込んでいく。
まるで声をだすことを恐れているかのように。
無意識の内に自分の声にはめている枷に気づいて、それを外そうともがく度に、自分自身の声へのコンプレックスの根深さに気づくのです。
自分の「声」に向き合うようになって、「そうか、自分は声を出すのが心の底から苦手なんだ。」ということを、ようやく認められたのがここ最近のお話。
でも私は「エエ声」が欲しいのだ!
自分の肉体という楽器を取り替えることはできないのだから、自分の声を自分で育てていくしかない。
そう考え始めた時に、色んなヒントが周囲に転がっていることに気がつきました。
続きます。