「やってみた」、その後で。@トライアル期間終了
昨秋から続いた音楽ワークショップ「PLAY!!」トライアルシリーズが終わりました。
このトライアルは、頭の中で繰り返し描いては消し、思いついては煮詰め…を長らく続けてきたアイデアが、ふとした幸運と機会、場に恵まれて、ようやく具現化した期間でした。
一連のトライアルを終えた今、私はこの試みが一つ違う段階に入ったと実感しています。
というのも、「やってみる」を終えた後に見えてくるものは、アイデアを掻き立てられて頭の中を爆発させていたときとは、全く違う景色をしているからです。
全7回のプログラムを続けてきた中で、「やってみる」ことではじめて見えてきた新しい知恵や課題が数多くありました。
「素材としては何がキャッチーだろう?」
「どんな工夫が必要か?」
「何をどうすれば、満足感が生まれるのか?」
「やってみる」から見えてきた新しい「やるべきこと」。
どんな試みも、考えなしにはじめたものでない限り工夫と知恵はつきもの。
それでも「やってみる」ごとに、その意味と形は更新されていく。
音楽ワークショップという試みがどのような人に響いていくのか、どんな意味や価値を提供できるのか。
終わりのないこの問いに対して、小さくとも一つひとつ答えをだしていけるよう、また一つ新しいことを「やってみる」つもりです。
いよいよ新年度の本格スタート、真近です。
こころみて こころみ重ね くりかえし