そのこころは。@ひと口サイズの快感
制作日記とHPのブログを持つことで、「文章をかく」ということが日常になり、ふと「読みやすい文章」について考えることが増えました。
自分の文章を読み返す機会を持つと、自分の手グセというか筆グセというか、言い回し、構成、話のもっていき方、果てにはとっ散らかり方まで、たとえトピックがバラバラでも、そう簡単に同じ人間の語り口が変わることはないのだなぁと実感します。
嘘のない言葉で自分のメッセージを言い当てたい。
文章をきたえて、読みごたえを与えたい。
言葉を尽くしすぎて、長々読み手を引きずり回すのではなく。
「ひと口サイズ」の文章の中で、めぐる自分の思考の答えを、読み手の心にストンと渡せるような…。
たとえば落語でよくある、「〇〇とかけまして、〇〇と解く」「そのこころは?」、のもっていき具合。
ちん・とん・しゃん。
「それで?」と持ち上げる発問から、ストンと落ちて解決する、あのテンポ感が守られるからこそ、「お後がよろしく」なるのだろうな、と思います。
心がけよう、ちん・とん・しゃん。
「昼食明けの講義と パリのアメリカ人ととく」
「そのこころは?」
「睡魔の良いお友達」
ちん・とん・しゃん。
オチ落語独習でも始めようかしら。