ホームページの開設を進めるようになってから、毎日何がしかの記事を書くことを続けています。
三日坊主が悔しくて3日は頑張れたとしても、直後燃え尽き4日坊主にとどまりがちな私にとっては、毎日なにかを書き続けるとなればなかなかの労力。
案の定、4日坊主が悔しくて5日坊主をめでたく更新、次の週には三日坊主に逆戻り…などと繰り返しながらの坊主ライフです。

記事の書くようになった始めには、書き続ける内に自分と言う人間が磨耗してしまいはしないか、ネタが尽きてしまうのではないかなどと考えることもあったのですが、ふと最近思うようになりました。
日常の自分の考え、感情の動き、学びや痛み、喜び、そういったものを文字に写しとっていくと言う行為を続けていくことで、このブログが私の思考のログとして少しずつ育っていくのではないか。

世の中に「価値あるもの」は無数にありますが、その「価値あるもの」に価値を与えているものの一つに「時間」がある、と私は考えています。
たとえそれがどんなに小さくつまらないものに思えたとしても、「今」の思考の記録と言うものは、後々の自分にきっと大きなヒントを与えてくれるのではないだろうか。

「ものを書く」行為を習慣にすると言う事は、日常の自分の周りに流れる無数の事象を言語化する「ことば」へのセンサーを、自分自身に突き立てるという事でもあります。
そのセンサーでもって周囲を見渡す時、小さく些細な物事が言葉になることによって、初めて経験として肉付き、体感として自分の中に残るのではないか。

小さな種を未来の自分に向けて撒いているような、そんな期待が息づいています。

坊主ライフ、悪くない。