自分から遠く離れた人。@声を演じる、そのさなか。
今日は声についての日記です。
改めて自分の声で「歌いたい」歌(聞いて浸ってみたり、身を任せたい歌ではなく)を探し回っていると、出てくる出てくる、神曲だらけ。
「歌は世につれ世は歌につれ」とは本当にその通りで、その時その時の空気感、価値観、恋愛観、スタイルに流行が、歌には色濃く反映されています。
そうした歌の数々を浴びてみると、たとえそれらが自分の生まれる前に歌われていたものでさえ、憧れや夢をかきたてられたり、物語にひきこまれたり、夢をみさせてもらえるようなエネルギーの強さと、それを操る声の力に圧倒されます。
あぁ、かっこいい。
とても素でうたえやしないけど、この歌、いいな。
こんな風に歌を語れたら。
こんな風に声を解放できたなら、どんなに気持ちいいだろう?
歌も歌い手も、全て自分から遠く離れた人や夢のように見える。
それでも歌の波に玉砕覚悟で乗っかってみたい。
そんなわけで、この二曲をボーカル・トレーニングに持って行くことにしました。
一つは身近な子どもたちへ。
もう一つは自分のために。
それにしてもこの2つ、キャラクターが全く違うわ。
どうしましょう。