「くすぐる」力@イベント・チラシ、制作中
今年度のワークショップ・イベント広報のため、現在チラシを制作中です。
といっても、今の私に強力に情報を打ち出せるデザイン力は無いため、アンサンブル活動の自主イベントなどで、これまで何度もお世話になってきたデザイナーさんにお願いしての制作です。
これまで自分の手で何度かチラシを作ってみて、その仕上がりに首をかしげつつも、深く納得したことがあります。
それは、惹かれるチラシには強力なメッセージが込められていることはもちろん、人のイマジネーションを「くすぐる」力があるということです。
イマジネーションとは、私が考えるには夢を描く力。
もしも、この場に自分が行ってみたら、どんなに楽しいだろう?
もしも、これを自分が身につけてみたら、どんなに素敵だろう?綺麗だろう?
もしも、これを体験してみたら、どんな喜びが待っているんだろう?
無数の「もしも」に鮮やかなイメージや理想を描き出して見せてくれる力。
人の心に働きかけて「自分もやってみたい、そこに行ってみたい」というような動機をかきたて、受け手の希求や欲望をくすぐり、それを受け止める鏡。
優れたデザイン、とりわけチラシの場合は、受け手に向けての情報が整理されていることはもちろんのこと、もしかしたらそれ以上に、人の心の一部分に確かに触れて、くすぐり揺さぶる力が必要なのだろうな、と思います。