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「音楽づくり」を進めていく上で、大切な味方となり道具となるのが「楽器」です。

空気が通うところであればどこにでも発生する「音」。

それらを作り出すこと自体は、今この目に触れるものをタップするだけで叶うのですから、当たり前だけど特別なことではありません。

けれども「音」をデザインし、そこに意味をあたえ、「音楽」という目には見えなくとも人の耳と心を誘うものを作り上げていきたいと考えるならば、「音」に特別な美しさと独自性を与える装置が必要です。

先の3月末、2019年度の音楽ワークショップ・シリーズがスタートするのに先立ち、私の大切な先輩であり、友人もある方のご厚意で、数多くのバラエティ豊かな楽器がアートスペース萌芽に揃いました。

どんなに小さなものでも、それを形作った先人たちの知恵と歴史、美学を伝えるそれら一つひとつの楽器には、好奇心と冒険心をかき立ててやまない魅力が詰まっています。

今回、音楽づくりの現場にやってきたこれらの物言わぬ、けれども固有の音を生み出す仲間たちを、少しずつご紹介していきたいと思います。

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