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その昔、NASAからスペースシャトル「Discovery ディスカバリー」が打ち上げられたことをふと思い出しつつ…。

昨年2018年の夏から秋にかけて、ブリティッシュカウンシルの主催により東京で開かれた音楽ワークショップ・プロジェクト「Discovery for 2020」。

ロンドン交響楽団の来日公演に合わせ、楽団員と地域の子どもたち、施設利用者、日本の音楽家との協働を目的に開かれたこのプロジェクトは、音楽ワークショップ・アーティストとしての私にとって一つのエポックでした。

このプロジェクトはもともとロンドンの市内中心部バービカンセンターに本拠地を置くロンドン交響楽団が約30年間にわたって続けてきたをベースにしています。

多様性を包み得る社会づくりを念頭に、音楽的なアプローチができないか。

そうした問いから、長い時間をかけて地域の住人、教育機関、文化施設との連携を探り、協働をとおした結びつきを強めてきました。

その流れをうけて、2020年のオリンピックを目前にして控え、多様性の可能性を探り発信を強める東京で、ロンドン交響楽団の楽団員たちに加えて日本の音楽家が協働し、共にワークショップを作り出していきました。

会場が東京であったと言うこともあり、私はフル日程での参加は叶わなかったのですが、そこで私は学んだこと、音楽家たちの取り組み、姿勢、アイディアなど、様々なヒントが心の中で強いメッセージを発し続けています。

そして、このプロジェクトが最終的な引き金になって、個人の取り組みとしてのワークショップを実現させたいと言う思いが膨らみ、長らく実践に踏み込むことができずにいたワークショップの企画立ち上げや、発信媒体としてのHPサイト構築をスタートをきることができました。

実はこのサイトトップページに使っている写真はこのプロジェクト時のショット。

プロジェクト自体は昨年の話ではありますが、振り返りも兼ねて私の目から見たワークショップの様子と考察を残しておきたいと思います。

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