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初めてPV=Promotion Videoを作っています。

音楽ワークショップへの動員力を強めるため、先の2月21日の音楽ワークショップ「機関車、きかん?」で桾さんが記録してくれた動画素材をもとに、構成を考えて、カットを選び進めています。

写真の中の自分をみることは日常的に多いけれども、動画となるとそうではありません。

それが自分を客体にしたPVを作るのですから、あぁ無謀、はなから高飛びしたくなるようなハードルをセットしてしまいました。

 

高飛びをしてしまう前に超えなければいけない、まずは最初の関門は、映像の中の自分になれること。

カメラを意識していないところで普段の通りに動き回る自分を改めて見てみると、ついお小言ばかりが増えてしまいます。

 

もう少しエレガントに座りなさいよ。

あぁ、なんでまたそこで眼をつぶる!

もう少し髪型がなんとかならなかったのか?

 

 

ともあれ…。

小さな仕草、眼差し、動き、それらが隠しようもなく語る「自分」は、隠しようもない「いつもの自分」。

良くも悪くも、好ましくもそうでなくも、映像の中で動く私は、私のことば以上に雄弁です。

 

そんな視点でこの世界に溢れる色んな映像を見てみると、四角い枠の中で切り取られる対象は、瞬間瞬間で形を変えながらあらゆるメッセージを発しているように思います。

うごめく感情の色、ことばのドラマ、あわただしく移り変わる様は、カメラのこちら側でその世界への窓を開いて私たちに差し出してくる人間の、心の景色、切り分けて見せたい意図のようにも思えます。

 

切り窓に うごきうごめき 人うつる

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