「意味」を教えて@桾さんの取材
アートスペース萌芽でのトライアル音楽ワークショップ・シリーズ第6回目「機関車、きかん?」が本日終わりました。
トライアル・シリーズも早くも3月14日の回を残すのみ、年度が改まって以降の新体制に向けて、どこまで踏み切れるかを測るテスト段階も、終わりに近づいています。
その現場に、今日はじめて桾さんがやって来てくれました。
ページ制作のための素材収集、そしてこれまでことばの上で共有して来た、私が発信しようとしている「音楽ワークショップ」が、実際にどのように展開されているのかを見るのが目的です。

「音楽ワークショップ」に対して自分が信じている価値や、可能性は確かに遠大なもの。
昨年の秋から幸運にも機会と場を得て、一つ、また一つと自分で実践を重ねるごとに、「音楽ワークショップ」が開いてくれる世界は、どんどん広がり更新されています。
それでも、私ひとりが「音楽ワークショップ」に与えられる意味など、たかが知れている。
新しく「音楽ワークショップ」に関わって「これってなに?」と問い始めた一人ひとりが、もしなにか意味や価値を見出したとしたら、それをこそ私は知りたい。
できるのならばそれを「私」のことばとしてではなく、「私たち」のことばとして共に発信したい。
そう切実に思っています。
「瑛ちゃんの言っている意味が、やっといろいろ分かった」
そう謎めきつつも心強いことばと共に、彼女が記録してくれた膨大なデータを前にして、「うぅむ、どないしてくれよう…」な気分で過ごす夜半です。
我もことばも おのれは知らずに ひとが知る