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ホームページのコンテンツとして、私という人間をわかりやすく切り取った素材が必要になりました。

万言を尽くすよりも、一枚の写真の方が物事をよく捉えていたり、フレームに収まりきらない熱量をとどめていたりする。
動画ならば、さらに色んなものが見える。
どんな言葉をつかって、どんな声で、どんなイントネーションで語る人間か。
明るいのか、暗いのか、フランクな人なのか?
熱い人?冷静な人?

私が何者なのかを知ってもらうためには、私が私について語ることばよりも、私ではない誰かの視点が私をとらえたイメージの方が、説得力も強い。
ことばはどんなに尽くしたところで、「客体」に過ぎないから。

そんなわけでパソコンのデータをひっくり返して(?)過去の活動の中から使えそうな写真や動画などを掘り起こす作業を進めています。
ところがどっこい、その数が思いのほか少ないのです。
(ところで、一記事一首よんでみることにしました。
文章だけだとあまりにかたくなるので)

“わけいっても わけいっても ちりデータの山”

掘り出して掘り出して、やっと探し当てたと思ったら、出てくるのはプログラム直前の、緊張して強張ってます!話しかけるな危険!顔だったり、プログラム終了後のナマズみたいに脱力した顔だったり、打ち上げ時のお疲れ顔だったり、魅力的なものがとんと見当たらない。

あぁ、しまった。

あの時その時に実現していた学びや興奮、楽しみや驚きを、その表情を、もっと丁寧にすくいとれば良かった!

ふと振り返った時に、「その時」に実現していた世界の断片が残っていたら、一つ一つの活動の意味と価値がどれほど強まっていただろう?
そのことに注力しなかったことにがっかり&後悔しながら、でもこんなことを思いました。

イメージは私が見せたい世界、つくりたい世界のこと。
イメージとは私が自分の瞳では捉えきれなかった現実のこと。
きっとそれは、万言よりも雄弁だ。

だから、これからは記録をとります。
メカには強くないけど、まずはとってみます。
またまた目もあてられないものがそこに写っていたとしても、とってみます。

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